るろうに剣心

いわずと知れた剣客マンガの人気作『るろうに剣心』。
恥ずかしながらずっと読んだことがなく、映画化を機に手にとりました。

流浪人(「るろうに」と読みます)緋村剣心は、幕末には「人斬り抜刀斎」として恐れられる伝説の剣客でしたが、
明治維新後は「不殺」の信念をもって全国を放浪していました。
剣心は、道場の娘・神谷薫や、同じ激動の時代を生き抜いた宿敵たちとの戦いを通じて、新たな時代での生き方を模索しています。
自分はまだ読みかけで、逆刃刀・真打を託された剣心が、かつての師・比古清十郎をたずねたあたり(単行本10巻あたり)までしか読んでいないのですが、
やはり面白いですね!
少年マンガを読んでいるとよく思うのですが、名作マンガって、主人公やその味方に負けず劣らず、敵キャラクターが魅力的で憎めないですよね。
たとえば、四乃森蒼紫。幼い頃から隠密として厳しい修練を積んだ、冷静で徹底した現実主義者ですが、実は情に篤いのです。
戦いに身を置くしか生きる術を持たない部下たちのため、、明治維新後も仕官せず、用心棒を続けていた…などのエピソードがあります。
彼に限らず、敵役にもドラマがあり、憎めず共感してしまうことが多いのがこのマンガの魅力の1つでしょう。
自分も途中までしか読んでいませんが、映画版とあわせて今後チェックしていきたいと思います。

聲の形

最近読んだマンガの中で、『聲の形』は割と衝撃でした。
「このマンガがすごい!2015」オトコ編第1位に輝いた作品で、話題になっていますね。
最近よく本屋で平積みされているのを見かけるので、気になって読んでみたのですが、1巻を読んだ正直な感想は、
「…重ッ!」
でした。
1巻では、小学校のクラスを舞台に、聴覚障害を持つ転校生・硝子(しょうこ)に対するいじめが描かれます。
主人公・石田はその主犯格。石田は硝子に対し、イタズラ半分にひどい仕打ちを続けるのですが、硝子が転校した後、吊るし上げられ、逆にいじめられる立場に追い込まれます。
中学・高校と孤立した石田が、高3の春、死を決意し、最後に罪滅ぼしのために硝子に会いにいく…というところで1巻が終了します。
ここまで読んで、かなり重たーい気持ちになりました。
しかし、2巻以降では、何とか自分を変え、硝子を含む周囲の人間と向き合おうとする石田の姿が描かれ、かなり前向きなエネルギーをもらえました。
そして、そのまま勢いで完結巻まで読んでしまいました。
これから読む人には、1巻を読んだ後間髪入れずに2巻を読むことをオススメします。(笑)
いじめ、障害についてなど、賛否両論あるかとは思いますが、わたしは良いマンガだと思います。